大岩魚がでた...53ｃｍ

2005年度ですが、その時は釣れるという準備や心構えが全くなかったので、カメラは車の中に置いたままで身支度も非常に軽装でした。場所は大岩魚の写真集コーナーで息子が魚を持っているのと、イギリス人女性が写ってる場所なんですが、ここがなんと車道（林道ですが）から見える場所なんですね。魚がいるのは分かっていますが、こんなのがいるとは思っていませんでした。日誌にもでてくる近所のＮ川なんですが、結構釣り人のはいっている川です。この件でも私の持論が少し証明されましたね。タイミングですよタイミング！ウデではありません。釣れる時にそこに私がいただけです。他の人でもきっと釣れたでしょう。状況は....立位置から上流をみてポイントは3箇所です、一つは右側のわりと浅めだけれど魚が餌待ちしやすそうな場所、中ほどは真ん中に岩があってその右を狙うんですが、岩の下部がえぐれているので魚が下に潜ってるとなかなかルアーを見てくれません。左は一番釣れそうな感じのポイントで普通はここに目がいきます。そして今回はまず、右側から投げてみました。最初はいつもの簡単なスピナーで端っこを引いて（専門用語知りません）みました。おやっ....なにか反転しました、じゃーもう一度.....反応なし.....2.3回やってもなし......いつもですと　ハイ　となりへ　となるんですが何の気なしにルアーを替えてみる事にしました。普段はめんどうなのでそのままやるんですが、なんとなくミノー（この言葉も去年おぼえました）を持っていたのでそれにチェンジ、そしてポンと投げてユラユラ（手ごたえないんですねミノーは）引いて来ると.....ドンと食いついてきました。かなり重くってこっちになかなか来ません。浅瀬の方へ引っぱってくるとデカイじゃないですか、さすがに50ｃｍを越すと上へはあがりません、引きずるしかないですね。両手で押さえつけて陸上へもってきました。　

やはりあきらめずにこつこつやってると当たりもあるんですね、以前もここでは40ｃｍ以上が何匹もでてはいるんですが、その時リリースしたやつなのかもしれません。尻尾や体の一部にキズがありますけれど、きっと長く生きた証なんでしょう。

近年持ち帰ることはほとんどないんですが、さすがにでかいので持って帰りました。もちろん食べるわけでもないので、帰ってからどうしようか悩みました。各局、時々やってるオークションに出品して他県の方に譲りました。長年釣りをやっていてまだ30ｃｍ以上を見たことがないと言うことでしたので喜んでもらえたと思います。普通、人の釣った魚（海魚は別ですけど）なんか欲しくないものでしょうけど、ここまで大きいと見てみる価値はあるかもしれませんね。ラッキーなことに私は何回もでかいの釣ったことがあるので、あの引きずりあげた時ドタドタする感覚は特別なものです。岩魚釣りの感覚ではないようです。みなさんにも体験できるといいですね。私の場合は気楽にやってるわりに、あたるんで申し訳ないようです。こちらに来られる方まあメールでもくださればアドバイス等できるかぎりはいたしますけど.....。