England Tour


ちょっと知り合いのところへ遊びに行ってきました。

近年佐渡にもALTという英語のアシスタントティーチャーが大勢来ています。95〜98年にWilly 98年〜00年にSarahという英国人が来島し、私のバンドに両名とも参加しました。彼らにとってはOFFの時の付き合いなのでけっこう本音でいろいろ話しました。

最終的には学校での仕事は、地元側からみるととてもよかったということで終わっていますが、彼らの本音ではまだ外人の教師を受け入れるレベルではないというのが本音のようでしたが。

さて、彼らが帰国後も連絡(E-mail便利ですね、今はSkypeですか)を取り合っていますがとにかく一度遊びに来いというので10日間ぐらいですが行ってきました。最近は大韓航空を使い新潟から仁川(インチョン)へ、ハブ港なのでヨーロッパへも楽にそして割と安めに行けます。東京往復だけで3万円近くかかりますし、成田での人の多さや、かかる時間などを考慮すると新潟はより便利です。入国審査も簡単(早い)ですし、なんといっても人が少なくて歩く距離も短いですね。この時のロンドン行きは私一人だけ、カウンターの人がすぐ私が乗客と判別して向こうから声かけてきました。

インチョンも綺麗ですし値段は高めですが食べ物、休息所、マッサージ、シャワーとなんでもあるので多少の時間も問題なし、時差もなし!佐渡汽船の時間とシンクロして計算、家へ電話できます。まあ地元にもう帰った気分です。


私はバンドやってますのでイギリスとくればビートルズってことになりますね。どちらかというとストーンズよりはビートルズの方なんです。

上陸してからはSarahのアパートに泊めて貰いLONDON見学や楽器や巡り、We Will Rock Youのショーを観たり、夜中までライブをやってるクラブで飲んだり、Readingで開催されていたWOMADのコンサートに行ってキャンプしたり、彼女の実家(Portsmouth)へいって泊めて貰った上に、ものすごく英国的なPUB(レストラン)で家族と一緒に食事したり(両親も佐渡へ来た時我が家で食事したからお返し?)でいろいろと彼らの生活が見えたような気がしました。この時の移動はボロい車で自分でも運転しました。保険やガソリンは高いですね、そうタバコも日本の3倍以上してます、Sarahはタバコの葉と紙を別々に買って巻いて吸ってます。ポーツマスからロンドンに帰る途中、車の博物館と地ビールのファクトリーに寄りました。クラッシクからルマンを走ったAUDIや007のボンドカーなど面白かったですよ。地ビールの方はGeorge Gale & Co.Ltd.といって苦くて濃いビールです、日本にも輸出しているといってました。


Londonを周る中でやはり定番の(ビートルズを知ってから月日が経ちすぎたかも)アビーロードへ行こうということでバスに乗ってお出かけしました。途中でカムデン(下町かな?)によって買い物をしたり、シャーロック ホームズの家(お土産売ってます)にも寄って見ました。街並みはロンドンって感じが残ってますね、話によるとロンドンでは簡単にビルを建て替えることができないんだそうです。もしやるとしたら場所にも(建物にも)よるでしょうが、表面から30cmは昔のままにして、内側だけを新しい物にするみたいです。だからやたらにビル工事はないんだそうです。

田舎を走ってみるととても日本に似ています。スピードは日本よりだしてますね。そしていい車が多いですがみんな小さめです。ベンツのSやBMWの7、AUDIの8なんかはあまりみませんでした。例えばBMWだと3とかM3とか、AUDIのS3とか小技きいてます。もちろんミニやローバー多いですけどね。日本車もけっこうみますね。

街中で二階建ての観光バスに乗りました。日本語のガイドをイヤホーンで聞きながら定番の写真撮りました。途中でガイドのオッサンが”最近のロンドンはスコットランド系の大型レストランがあちこちにできて目障りで困る”というようなこといいました。そうマクドナルドのことですね。Mc〜はスコットランド系の名前で息子という意味です、McDonaldはDonaldの息子という意味なのは知っていたので即同調できてOK,Sarahのほうが気づくの後でした。ちなみに私の身内(オーストラリアで家内の妹が嫁いでます)はMcTaggartでめちゃめちゃスコティッシュです。

その関係で息子はQLDの学校にいますが、彼の話だと今時のオージーはオーカイ(okay)とかグッダイ(good day)なんて言う人は一部の年寄りだけだそうです。世の中変わってきていますね。もうクロコダイルダンディー観て笑うオージー少ないのかも?


後日リバプールへ行くつもりでしたが、これまた佐渡で(私のお店で)知り合ったアイルランド人(サッカーの試合が新潟だった)と連絡がつきLondonで仕事中ということなので先のWillyといっしょにアイリッシュパブで待ち合わせたりの別プランに変更で行けなかったんです、残念!そう、アイリッシュパブでは日本人とイングリッシュ(英国人)、 ジロジロ見られましたよ。

英国といってもEngland,Scotland,Walesなど地域的構造の違いは私たち日本人にはわかりにくいですね。北アイルランドでの紛争やテロなどIrelandとの係わり合いなんかもけっこう理解しにくいです。今回知り合ったのはイングリッシュで前回のワールドカップで新潟にきて知り合った人はアイルランド人、私の家内の姉妹が結婚したのはスコットランド系のオーストラリア人。それぞれの関わりあい方はけっこう微妙! Willyも最初はアイリッシュパブ(ロンドンにある)にはちょっと入りにくいね なんて言いながらいっしょに行ってくれました。でもいろいろ勉強になりました。

最後に泊めて貰ったWillyのアパートはなんとAbbeyRoadの4ブロック北側だったんです。そん時いけばよかったな!Sarahとリバプール行きたかったのにね!