Audi S 3


残念ながら今は財政的に維持するのが困難になりましたので手元にはありませんが、2002年に新車で購入しました。けっこう印象的な車でしたのでその辺を書いてみます。車のナンバーは馬力からつけてみました。もう廃棄されていますし、暗証番号等には使っていないので消さずにのっけます。

全体のフォルムは当時のA3と変わりませんが、タイヤハウスがややせり出ていたり225-45-17サイズがついていたり、車高も規定範囲のキリギリまで下げられているので、ほんものを見ると随分ちがった車にみえます。雑誌等に書いてあるように、全体にクールな感じは同感です。アウディの中では土台の設計がVWからきているのでホットというコメントもみましたがやはりホットとは思いません。私にとっては一番スポーティーな車だったせいかも知れませんが、走りに関してはすごく納得させられて、さすがにメーカーで仕込まれた素性の良さを感じました。後付けもそうとうな熟練された技術とお金をかけないとこのようなバランスはだせないでしょうね。普通に走らせれば普通に走りますから、ちょっと固めの小型車って感じです。

左ハンドルは実用的にはやはりデメリットの方が多いですね。特に地元佐渡では、車線が重なる場所がほとんどないので追い越しは神経を使います。もっとも佐渡に向く車ではないので実用を求めるのは所詮無理ですけれど、6速のミッションも有効には使えませんが、関越高速や空いてる時の首都高などでは左ハンドルも問題なし。6速じゃなくて5速でもいいかなとも思いますが.....。感覚的にはほとんど時速200kmあたりまでは普通に加速します。さすがに200kmを越すと、動きは鈍りますが、メーター上で235kmまで達した事があります。浮き上がるような感じはありませんでした、けっこう小さい割りには安定していました。

燃費は、地元ではチンタラ走るせいか、リッターあたり11km以上キープしました。1.8Lエンジンのメリットもあるでしょう。そう...どこかの本にでていたとうり、シートのポジションがどうやってもピタっときませんでした。シートの上下やハンドルにも微調整できる機構はあるんですがイマイチです。あと、オーディオの音もイマイチです。Sウーハーも付いているんですがゼンゼン利きません。見ますと設計が古いです、無理やり付けたってことでしょう。その他装備はいっぱい付いてます、エアバック、シートヒーター、プロジェクターランプ、Hライトウォッシャー等。レインセンサー付きワイパーはなかったですが、あれはあったほうがいいですね、パサートに付いていてけっこう役に立ちました。

全体にはとてもよくできた車ですね、クォリティーも高いですし、変にハデではなくて品がいいんです。でも走らせると早くて四駆ですから雨や雪にも有効です。また機会があったら乗ってもいいなと思いますが、多分もう販売は終了しているでしょうから、程度のいい中古車があるといいんですが?